ユニバーサルデザイン☆

やっと肉離れのふくらはぎが気にならなくなった今日この頃ですが・・・



実は、ちょっと興味とご縁があって、2〜3日車椅子生活をしました。


研修担当として、1週間ホテル生活をしたのですが、その中で参加者が「もしも、参加者に車椅子がいたら・・・?」という気づきを持つきっかけとして、また自分自身が未体験なことを体験してみる意味で、車椅子をレンタルしてみました。


協力いただいたのは、こちらの会社。
「株式会社オーエックスエンジニアリング」
http://www.oxgroup.co.jp/wc/


この会社は、普通の車椅子を始め、電動車椅子、さらにスポーツ車椅子を販売している会社。
今まで、車椅子のイメージは、なんとなく無機質な雰囲気で、病院に置いてあるものくらいしか見たことなかったのかな。
ここのは、正直カッコ良い!!カラーリングがお洒落!!


ボストンマラソンのボランティアをやったときに、車椅子ランナーが3輪の速そうな車椅子で走っていたのを見たことがある。
あと、井上雄彦の「リアル」とか

留学していたニューハンプシャー州の、University of New HampshireにあるNortheast Passageというところは、スポーツやレジャー、アウトドア活動を誰にでも!!という活動をしている施設。
山のてっぺんに車椅子でも入れる山小屋を建てて、車椅子の人も一緒に登っていた!!



自分が車椅子の体験してみて感じたこと。
1.ホテルが車椅子の人にとって厳しい作りになっていたということ。
 些細な段差、階段、手を洗う場所で鏡が見えないetc...
2.人の優しさ
 もちろん知っている人たちだったが、何度も何人にも助けられた!
3.自分でできるのに・・・とちょっと悔しい思いをした。
 ご飯をよそったり、ちょっとした坂道の移動だったり、自分でもできるのに「いいよ、いいよ!やるから。」と「できない人」扱いをされたように感じた。



そんな体験からちょっと気になって調べたこと。
バリアフリー」と「ユニバーサルデザイン」の違い。

バリアフリーは、障がい者や高齢者(社会生活弱者と言っていいのか・・・?)が、社会生活をする上で、生活を妨げる物理的障害や精神的障害を取り除くこと、また取り除かれた状態。

ユニバーサルデザインは、1985年にロナルド・メイスという人によって提唱された「できるだけ多くの人が利用可能であるようなデザインにする」というコンセプト。それは、どんな人でも公平に使えるってこと。


対象を障がい者に限定していない点で、バリアフリーユニバーサルデザインはまったく違う。

視覚障がい者のための点字→ ではなくて、シャンプーをしているときは、だれでも目が見えないかもしれない → シャンプーとリンスの容器の区別のためのギザギザ


ちなみに、秩父市にあるミューズパークのロープスコースは、日本国内で唯一のユニバーサルデザインのアドベンチャーコースなのだ〜!!
以前、ドン・ロジャーズという車椅子の先生が秩父に来て、高さ10mくらいに登っておられました!!
http://www.city.chichibu.lg.jp/item1095.html



ちょっとこれから、世の中のデザインを気にしてみようと思います☆