第39回西多摩PACE☆

今回は、仲間のけんじがファシリテーター
テーマは「リフレクションアレンジ」

要するに活動に対して、振り返りをどうアレンジするか?


今回は、活動を・・・
・画用紙に書いて内省
・「活動中に◯◯だった人?」で体験の中のプロセスの共有化する
ファシリテーター主導のQ&A タイプ with ボール
・録画 → 全員で活動のリフレクション


などのバリエーションを実際にみんなで試しました。


個人的な気付きとして・・・
体験学習サイクルを意識することも大切だけれど、「今、ここで」の体験の中に、一人一人の感情が動くような体験がなければ、振り返る内容が浅く、その結果一般化/応用への広がりがない。


逆に、体験で感じることが少なくても、日頃振り返る習慣があると、気付き&学びを絞り出せる!!
ただ、人間やはり心揺れ動く体験をすると、放っておかれてもしゃべりたくなるもんね。
体験なくして、振り返りはない。



活動のプロセシングは、活動の途中でも、後でも、前でも、いつでも起こり得る。
活動によっては、活動の最中に「タイムアウト」をかけて、今、チームに何が起こっているのかを話し合うことで、気付きを得るチームもある。


ということで、プロセシングを行う意味について考えてみる
・活動に対する学びの明確化(本人では気付きにくい学びへ意識を向ける支援)
・仲間、チームの視点を共有する
・活動の意義への理解の確認(起こっていることがどのような意味を持つか、チームで共通認識を持つため)
・目標設定に対する達成評価
・感情を表現する場
・主体的に振り返る習慣漬け
・クロージングとして


この中でも、特に個人が「主体的に日常の体験を振り返り、学びを得る習慣」を得ることが、体験学習法を用いる大きな意味だと思う。
「学び方を学ぶ」ために、この「プロセシング」の体験が大切。


プロセシングについて以前の西多摩PACEでのメモ
http://d.hatena.ne.jp/Ryoji_R2/20110129/1296325936



今回は、体験と振り返りの中で、モヤモヤを感じる瞬間もあった。
そのモヤモヤをみんなで話すと、また深い学びがある。
西多摩PACEは、とても学ぶことが多いです!!


写真は、「じゃんけん鬼ごっこ」をやったときの写真。
男4人が、次に何を出すのかを真剣に話し合う中にも、たくさんのドラマが!?