東京ベジフェス☆

ご縁があって、NPO法人ベジカルチャーネットワークのお仕事を手伝わせていただきました。

10月15日、16日の2日間で開催される「東京ベジフードフェスタ」。
毎年、3万人もの人が代々木公園に来て、ベジフード(植物性食品)やステージを楽しむフェスティバル。

http://tokyo-vegefest.com/index.html
(残念ながら今日は天候不順で中止・・・明日は開催されます!!)


このイベントのボランティアスタッフ(通称:ハートフルレンジャー)の顔合わせミーティングで、1時間ちょっとの活動を依頼されました。
目的は、「ボランティアスタッフが、場・人・活動に安心感を持てるようになること」。キーワードとしては、「思いやり」「自ら一歩踏み出すこと」


新宿文化センターの和室(35畳)46名の会議室で、最終的には80名近い人数が一緒に活動。室温が上がる!!でもその分、お互いの距離が近くて場も温まる!!


(部屋の雰囲気はこんな感じ。みさおさん写真ありがとう☆)


最初、部屋に入ってきたときの「なんとなく緊張した空気」が、お互いの共通点で集まる「カテゴリー」の活動を始めてあっという間に笑いのある、柔らかい雰囲気に。
お互いの自己紹介を促すと、自然と話に花が咲く感じ。


この集まりは、ほぼ全員「ベジタリアン」(菜食主義者)という共通点があって、友達の輪を広げたいと願っている人が多かった。
まだ日本は、レストランやホテルで菜食の人への配慮があることが少なく、「ベジタリアン」という言葉の持つイメージも人それぞれ。
海外の人が、日本のレストランでベジタリアンのメニューは?とリクエストしても、答えてくれないレストランの方が断然多い。
ましてや、大学の学食などは、もっと対応が遅れているんだと思う。


同じ価値観を持っている人、共通点を持っている人は、お互いに自然に近づいていく。
一緒に笑い合える共通体験が少しあると、お互い近づくスピードが加速する。
最後は、みんなでハイタッチ(4パターン!?)で盛り上がって、このメンバーにしかわからない共通体験&言語を確認して終了。
楽しい時間でした☆


人が笑顔になって、人と人がつながる場をファシリテートできることが、僕にとってとても幸せな時間。
一緒に場を共有してくれたメンバーにありがとう☆




僕自身は菜食ではないけれど、中学生の頃にアトピーに食事療法と漢方薬治療で向き合ったことがあり、肉・砂糖・油を完全に断つ2〜3年を経験。


治療を始める日、家に帰って晩ご飯を食べたのが、白米、味噌汁、納豆、生卵だったのを鮮明に憶えています。

基本は和食。
結果、どうにかこうにか、食事によって体質改善に成功。
これに関しては、本当に母に感謝。
毎日の弁当にもたくさんの愛情と工夫をしてくれた。


当時、友達と遊びに行ったときの外食が辛かった。
肉・砂糖・油が入っていない料理なんてなかった。
だから、罪悪感を感じながら食べた思い出・・・。

日本の外食産業も、しっかり調べると今でこそ健康的な食事ができるお店はたくさんあるけど、当時はファーストフードかファミレスくらいしか選択肢がなかった。


大学卒業後、アメリカにいる間は、晩ご飯にチーズのみのLサイズのピザにコーラ・・・バーガーキングのドライブスルーでWhopper Jr.2つ買って晩ご飯とかもしょっちゅうだったけどね(笑


食事に関して、和食、野菜多めのスタンスは今でも変わっていない。
妻がマクロビオティックやオーガニックな食べ物が好きで、それにも助けられて、今は健康体。感謝感謝☆



身体を作るものは、我々が何を食べたかが基盤。
「食」に関して、もっと敏感にならないと!
食品添加物、農薬、遺伝子組み換え・・・
輸入と温室栽培で、季節や旬の意識も薄い。


自分の身体に入るもののことを知ることは大切。
もちろん全てを無農薬の野菜や、無添加、手作りのものにすることは難しい。
でも少なくとも、コンビニ弁当を買う前に裏の表示を見ること、海外のものよりは国産・地元のものを選ぼうとする習慣を持つことなど、賢い消費者でありたいと思います。


最後に、NPOベジカルチャーネットワークの主旨にはとても共感。
http://veg-culture.net/

『人や生き物など全てに「思いやり」を持って活動します』
すべての人への思いやり、菜食の人への思いやり、自然環境への思いやり。
これが、ベジカルチャーネットワークの価値観。


やっぱりFull Valueなんだよね。


食と健康、過ごしやすい社会、Quality of Life、幸せの基準。
みんなは、こういうテーマに対して、どんなアンテナを持っているんだろう?


興味ある人は、Vege & Fork Marketもよろしく!

http://www.facebook.com/vegeforkmarket

10月29日、30日に麻生区柿生駅近くで開催します。
僕は当日カメラマンとして、のんびりしています☆
ぜひ足を運んでみてください。

なりたい姿(理想) ー 今の現状(現実) = 改善点/目標(問題点)

【「問題」とは、現実に起きていることと、こうなって欲しいと思うこととの間に、ずれがあるときに存在する。】
Twitterにつぶやいたことを、自分なりにまた少し考えてみる。



アドベンチャープログラムで、チームが成長するためには、チームが現状を把握し、なりたいチームの姿(理想/目標)を想像し、それに向けて毎回の活動で「改善」をしていく行動をとることが求められる。


チームとして(個人として)の問題点(課題)を見つけることができなければ、そこに目標設定をすることもできず、何かが変わることもない。


見つけた問題点に対して、「どう行動するか」は、また別のステップだとして・・・。





ファシリテーターがチーム(個人)の成長プロセスを支援するとき、時としてチームが「チームとしての課題」を見つけられなくなることがある。
チームメンバーが、「私たちは良いチームだから、現状維持」という自己評価をし、課題を見つけられないとき、そこには2パターンしかない(のかもしれない?)


1)現状が把握できていないパターン=「なりたいチームの姿」に対して、行動できていると思っているが実はまだできていない。もしくは、行動できていないということに気づけていない。
2)理想の想像ができていないパターン=「なりたいチームの姿」のイメージ自体が曖昧だったり、想像できていない。




例えば・・・


高校生の男女12人のチームで、チームで大切にしたい価値観(チームの規範として)に「遠慮をしないこと」とあげている。

丸太の上で並び替える課題解決に取り組んだチームは、なんとか協力して課題を達成!!
ふりかえりで・・・
「私たちは良いチームだから、このままいこう!」とAくんが言うと、全員がうなづいて合意。
ファシリテーターが「他にチームにとっての課題はある?」と尋ねても、「とくになし」とのこと。

しかし、ファシリテーターからの視点では、まだまだ男女で遠慮をして手を貸せない様子が見えているし、まだ全員でお互いに声を掛け合うことはできていない様子が見えている。

それでも、チームは現状に満足し、課題を見いだせていない。



さて・・・。

この場合の2パターンは、こんな感じ。

1)現実に自分たちの行動に表れていることを把握できていない
自分たちは、本当に遠慮しないでやっているつもり。もしくは、自分たちができる「遠慮しない行動」はこんなものだという思い込み。もしくは、遠慮せずにできている人もいるが、数名のできていない人に気づけていない状態。


2)こんなチームになりたいという理想のイメージが想像できていない
そもそも、男女関係なく「遠慮しないチーム」とはどんな行動を取って、どんな声かけをして、どんな感情を持てるチームなのか・・・まだ想像できていない。「遠慮しない」とは具体的にどういうことなのかが共有されていない。



どちらのパターンにせよ、チーム(個人)が現実と理想の間にズレを見つけられずに、現状維持の選択をしてしまうことになる。つまり、改善点を見つけられない。目標を見つけられない。


ファシリテーターの視点としては、チーム(個人)の現実、もしくは理想の部分どちらにも、「伸びしろ」を見つけ、そこに「ズレを見いだすこと」が求められる。
そして、それをチーム(個人)にフィードバックすること。また、発問を通して気づきに導くこと。


そこで思うことは、やはりファシリテーター自身が「良いチーム」「良い体験」「具体的な行動のバリエーション」を実体験として持っていること。
それがあると、自然と目の前のチーム(個人)に起こっている現実に気付き、低く設定されているかもしれない理想の高みを想像することができる。


自分の場合は、PA,Incでのワークショップ、OBSでの体験、ヤガイカツダーでのチーム、体操部での経験などが原体験になっている。
ファシリテーター自身が、日々アドベンチャーあるのみ。



と、1ヶ月ぶりに頭の整理にブログを書いてみました。
長々とよくわからない文章を読んでくれた人、ありがとう☆

西多摩PACEキャンプ☆

夏休みを使って、西多摩PACE特別企画で1泊2日奥多摩キャンプ。



真剣に遊んできました!!


 
美味しいものを食べたり。



真剣に遊んだり。



普段、研修とか勉強会でした会わない仲間だけれど、「構成されてない時間」を共有することは大切だと改めて感じました。
ワークショップとか勉強会は、決められた目的のもとに集まって、そこで対話をするけれど、なかなか「その人」の人間性とか魅力までは見えない。
また、いつでも講師がいて、そこに教えを乞うために行くのではなく、「自分で考えて創る」時間を持つことの必要性を最近感じています。


今回の企画は、仲間のたかし(ブログ:http://moomin0321.exblog.jp/)との企画。
「変に構成しない、ゆったりした時間を過ごす中で、お互いのことをもっと知りたい」
という、共通の思いで準備をしました。

もちろん、その中でお互いの理解を深める対話が生まれるだろうとの予想のもと。

同じ体験を共有して、ゆっくり火を囲んで話して・・・
そして、やっぱり教育系の話で盛り上がって、すごく刺激をたくさんもらいました。




二日目は仲間の紹介で御嶽駅前にある素泊まりの宿「A-yard」の大吾さんにお願いをして、ラフティングをしました。http://www.a-yard.net/
大吾さんも、ものすごく魅力的な人でした。
また話したいですね。


いやいや!よく落ちた!!ほんちゃんもみちあけも落ちた落ちた(笑
ホント楽しかったです。
多摩川って、こんなにおもしろい川だったんだ!!と衝撃でした。


流されるぎょ。

ぎょのブログ:http://d.hatena.ne.jp/sakanastone/20110811/1313075549


2日間、とにかく無条件で夢中になれる時間を過ごせました。
この感覚は、日常生活でももっと出せるようになりたいな。


今年は自然に触れる時間を長くしようと思っています。
自然からを通して、「学ぶ感性」をもっと磨きたい。



とりあえず、何度でもジャンプ!!

遊びの中で育つ仲間関係とファシリテーション☆

玉川大学の教育フォーラムに参加してきました。
http://www.tamagawa.jp/cgi-bin/event/page.cgi?no=510

その中、幼児教育の分化会に参加してきました。


結論としては・・・。すごく考えさせられた!勉強になった!!
幼児教育は、まったく知識がなかったけれど、アドベンチャー教育が求めているものと等しいものだと感じた。

保育者=ファシリテーター


「遊びがなぜ大切か?」
幼児教育のシステムや制度がいくら変わっても変わらないのが遊びの重要性。

幼児期に遊びを体験した子と、遊びを充分に体験しなかった子は、何がどう変わってくるのか。



<模倣から見る子どもの仲間関係>

カウンセリング等でも、相手の動作、行動をマネすることで、親密性を高めるミラーリングという技術(?)がある。
子どもたちにも、①反応的な模倣、②意図的行為としての模倣 がある。

模倣をすることで、相手と同調をし、親密性を増す。その結果、他者を排除することにもなる。
また、2人の関係から3人の関係になる難しさもある。
これを子どもたちも、仲間との関係の中で自然と行っている。
相互に模倣をし合うことも。



<大人の「よかれ」という思い>

大人が、子どものためだと思い「よかれ」と思って、手を貸したり、提案したりすること。
それは、本当に「子どものため」という原点とマッチングしているのか・・・。

「見守る」「委ねる」ことの大切さ。
また、「モデルを見せる」ことの大切さ。
もちろん、「提案」したり、「直接的に関わる」ことも、時として必要。

ファシリテーションだなぁ。

3人の子が2人で遊んでいると、ついつい「3人で遊びなさい」と言ってしまいかねない。
きっと、何か理由があったり、その行為がその子に必要なのかもしれないという可能性を、どこかで考えている必要性がある。



<遊びはなぜ重要なのか>
遊びは、その行為自体が目的であり、自発的なもの。
そこに外発的な動機づけはいらないはず。
楽しさの中で、自然の身につけるスキルや、体験に基づく知識がある。
それを「学ぶ」のに努力したという意識はないはず。
「全人教育」だな。


「子どもの力を引き出す」という言葉には、教師のエゴが見え隠れすると思う。
子どもに機会を与えるのは、教師の義務。
無理矢理やらせることが必要な場合もあるが、いつでもやめる選択肢というのも残したい。
逆に、「やりたい」という意思を持って,夢中になってそれに取り組んでいるならば、その行為を止めるのもおかしい。

子ども一人ひとりに合わせた方針があることが理想だと思う。



「目に見える力」を伸ばすことばかりに取り組むと、「目に見えない力」の成長を見逃してしまう。


遊びがもたらす、人間としての成長について、もっと勉強してみたいと思った。

被災地を見て感じたこと☆

宮城県の被災地を「見学」してきた。
自分が感じてきたことを、文章化できる自信がないのだけれど、仲間に書くと約束してきたので、書いてみたい。


自分が尊敬している大切な仲間の一人KAIが東京都からの派遣教員として、3ヶ月間宮城県に。
旅立ちを聞いた飲み会の席で、KAIがいる間に必ず訪ねに行く!と宣言をしたものの、なかなか行動に移せず。

この週末しかないと思い、思い切って行動。



「被災地を見に行く」というと、不謹慎に聞こえると思う。
ボランティアに行くならまだしも、「見学」ということに対して抵抗があった。
自分の中で「被災地を見た」という自己満足のためなのか・・・という葛藤もあった。

でも、結果として被災地を見に行って良かったと強く思う。

ニュースで見たこと、新聞で読んだこと・・・
「知っている」けれど「わかっていなかった」
同じ場所に立つことで、被災者の話を聞くことで、泥を踏むことで、匂いを嗅ぐことで・・・
被災者の悲しみにはほど遠いけれど、「少しわかることができた」ような気がした。


どこかから流れてきたSL


小学校の窓枠がなくなり、海が見える


潰れた体育館


気仙沼の工場地帯


浮力で浮き、土台ごと引っこ抜かれたビル


土地が沈んで、水没した道路


小学校の壁に、卒業生の中学生が書いたと思われる落書き。「ガンバレ」の文字も。


今回はKAIが実際に宮城で生活しながら、感じたことを聞きながら、仲間のナオトと3人での行動。

ナオトのブログ:http://igasen.blog22.fc2.com/blog-entry-229.html
思いを帰った日の内に言葉にした力強い文章。


3人で各地区のほとんどの小学校に足を踏み入れてみた。
子どもたちの学校生活の跡。
片付けた際に、道具やランドセルが整理されて置いてあっても、子どもたちは取りに来たくないだろうな。使いたくないだろうな。

どこに非難したのか?
どんな具合に津波が見えたのか?

実際に津波がきたであろう高さの跡を見る。

想像するたびに胸が苦しくなった。
想像するたびに怖くなった。


同じ体験をしていないと、同じ境遇にいないと「わからない」コト。
でも、少し感じることができたような気がした。


宮城県の先生、あべパパが「オレは車流されたけど、家もあるし。家とか全部なくなった人の気持ちはわかろうと思ってもわからない」と言っていた。あべパパもものすごく大変な体験してるのに・・・

自分はどうなんだろう?
東京に生活している人はどのくらい「わかろう」としているんだろう?


「支援」するってどういうことなんだろう?


今回は、教員の「生きる力」が試されたという話を聞いた。
想像すること、判断すること、行動すること。
地震が来てから、津波が来るまでの40分間の校長の采配が生死を分けた。
サバイバル・スキルも必要だった。

日頃、このような事態に対して、どのような心構えの準備が必要なんだろう?


体験から学ぶこと、チャレンジな体験、心の強さ、生きる力のためにも、「アドベンチャー教育」の持つ重要性を再認識した。


地域のつながりの大切さの話も聞いた。
地震の直後、下校中の児童を地域のおじちゃん/おばちゃんや、駅員さんが学校まで非難させたり、まだ物資も何も届かない避難場所に、地域の人が、自宅の工場にある断熱材や発電機を持ってきたり、おにぎりを作って持ってきたり。
お互いに顔を知っているからこその協力だったそうだ。

それが大きな街ではなかったと。


やはりテレビの前の情報は、「情報」に過ぎず、一過性のものになってしまう。5ヶ月経った今でも、避難生活を送り、片付けも手が着かない場所もある。放映されなくなった気がする。
「他人事」として捉えている内は、なかなか継続的な支援はできないと思った。
今回、宮城県を訪れ、宮城に友達ができたことで、より「自分事」になった。
今後、自分の言葉や行動に、今回インプットされた体験からの情報が影響してくると思う。


エネルギーの問題、放射能と食べ物の問題、雇用の問題、住居の問題・・・
解決するべき問題は、まだこれから。


がんばろう、日本!!


※帰った日、次の日、その次の日と、文章を書き足しながら、でも公開できずにいたのを今日公開します。

【報告】アクティビティ・ワークショプ☆

23日に、計画していた「アクティビティ・ワークショップ」を開催しました。
まずは、参加してくださった方々、そして応援メッセージを送ってくださった方々。
ありがとうございました!!
ちょっと心配をしていたこともあったけれど、みなさんのおかげで楽しい時間になりました☆


同級生であり、留学仲間でもある92,そしてまーくん(石川県民)と企画・運営。
初めてこのメンバーでやる企画。
チャリティーの趣旨も、参加者のみなさんが納得をしてくれたようだったので、よかったです。



参加者は全部で20名。
10:00〜16:30までとにかくアクティビティをやりました。



会場の雰囲気はこんな具合。


僕は、今回ほとんど写真を撮っていなかったので、それはまた92の報告に期待しつつ・・・。


実施したアクティビティは全部で約25コ。



午前は、とにかく我々も含め参加者同士が「名前を覚えて、呼べるようになること」を目標に活動。
たくさん失敗し、たくさん笑い、たくさん人の名前を呼び・・・。
楽しい時間を過ごしました。


午後は、まーくんの英語活動のためのアクティビティに始まり、参加者の中から「ファシリテーター」をやってみたい人がチャレンジする場を設定。
3人の参加者がアクティビティを実践してくれました。あんどうさん、はらっち、3号ありがとう!
また、「こんな場面で使いやすいアクティビティない?」というニーズに合わせて活動を行いました。



「ネタの引き出しを増やす」という一番のニーズには答えられたかな?と思います。
今回は「やり方」に特化した時間だったので、体験あるのみ!
また今後「アドベンチャー教育とは?」「ファシリテーターの考え方」「ファシリテーターとしてのあり方」など、こういうメンバーで一緒に学びを深めてみたいと思いました。
参加してくださったみなさん、本当にありがとうございました!
またやりましょう☆
ありがとうございました!!





<今回のR2自身の振り返り 〜Facilitator's Noteとして〜>
ー「参加者が安心して参加できる場」を作ることを意識
・遅刻者に対する声かけ、フォローアップ(どんな現状なのかを伝えるなど)
・時間、プログラムの進行などを随時確認

ー「参加者の納得感を高める工夫」

ー「自然体で望む」
・スタートのチャリティの趣旨を話しているときに、自分が緊張していることを認識。しかしその後いつも通りの自分に。知っている仲間が多いということにも助けられたが、いつも通りの自分でいられた。

ー「時間の意識」
・スタート時刻、終了時刻、昼食あがりなど、ファシリテーターが守れていないことがあったのは、反省・・・。

ー「目的の軸がぶれる瞬間があったかな〜・・・?」
・参加者がアクティビティをやってくれるときに、その人へのフィードバックをどこまでするか悩んだ。「ファシリテーション」についての話にシフトしていこうと思えばできたが、それをやりすぎると、大目的を忘れそうだった。
やったことのないものを試す vs. きちんと完成度の高いものを提供する。 
ファシリテーター役の人の学び vs .体験する側の学びのバランス。

ー「アクティビティの選択」
・アイスブレークは使い勝手が良く、他の研修などでも体験する人が多い。今回のように意識が高く、午前中で打ち解けたチームだからこそ、午後は真剣に課題解決型のアクティティを行っても面白かった。

ー「参加者の表情から伝わるもの」
・話したそうだな〜という顔。ちょっと悶々としている顔。スタート時の不安な顔。などを認識するのが第一ステップ。第ニステップは、そこからどのような行動に出るか。

ー「ファシリテーター自身の表情」
・緊張感は参加者に伝わる。
・楽しさも参加者に伝わる。

ー「沈黙の意味と読み取り方」
・考えている沈黙
・特に言うほどでもないからいいやと自身で判断している沈黙
・考え中な沈黙
・考えることをやめている沈黙
・意見はあるけれど、言う勇気がない沈黙

ー「講師、ファシリテーター?」
・断定する怖さと必要性、こちらの思いを伝える難しさ
・「◯◯かもしれない。」「◯◯でもいいんじゃない?」 曖昧さの持つ力

ー「言葉づかい」



色々あるけど、とりあえず以上☆
本当にありがとうございました。

第39回西多摩PACE☆

今回は、仲間のけんじがファシリテーター
テーマは「リフレクションアレンジ」

要するに活動に対して、振り返りをどうアレンジするか?


今回は、活動を・・・
・画用紙に書いて内省
・「活動中に◯◯だった人?」で体験の中のプロセスの共有化する
ファシリテーター主導のQ&A タイプ with ボール
・録画 → 全員で活動のリフレクション


などのバリエーションを実際にみんなで試しました。


個人的な気付きとして・・・
体験学習サイクルを意識することも大切だけれど、「今、ここで」の体験の中に、一人一人の感情が動くような体験がなければ、振り返る内容が浅く、その結果一般化/応用への広がりがない。


逆に、体験で感じることが少なくても、日頃振り返る習慣があると、気付き&学びを絞り出せる!!
ただ、人間やはり心揺れ動く体験をすると、放っておかれてもしゃべりたくなるもんね。
体験なくして、振り返りはない。



活動のプロセシングは、活動の途中でも、後でも、前でも、いつでも起こり得る。
活動によっては、活動の最中に「タイムアウト」をかけて、今、チームに何が起こっているのかを話し合うことで、気付きを得るチームもある。


ということで、プロセシングを行う意味について考えてみる
・活動に対する学びの明確化(本人では気付きにくい学びへ意識を向ける支援)
・仲間、チームの視点を共有する
・活動の意義への理解の確認(起こっていることがどのような意味を持つか、チームで共通認識を持つため)
・目標設定に対する達成評価
・感情を表現する場
・主体的に振り返る習慣漬け
・クロージングとして


この中でも、特に個人が「主体的に日常の体験を振り返り、学びを得る習慣」を得ることが、体験学習法を用いる大きな意味だと思う。
「学び方を学ぶ」ために、この「プロセシング」の体験が大切。


プロセシングについて以前の西多摩PACEでのメモ
http://d.hatena.ne.jp/Ryoji_R2/20110129/1296325936



今回は、体験と振り返りの中で、モヤモヤを感じる瞬間もあった。
そのモヤモヤをみんなで話すと、また深い学びがある。
西多摩PACEは、とても学ぶことが多いです!!


写真は、「じゃんけん鬼ごっこ」をやったときの写真。
男4人が、次に何を出すのかを真剣に話し合う中にも、たくさんのドラマが!?